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11.激流見下ろす“巨人”

11.激流見下ろす“巨人”

丸山東壁(奥)がそそり立つ内蔵助谷と黒部川の合流地点。登山者が丸太橋を慎重に渡る

 北アルプス・内蔵助谷(くらのすけだに)と黒部川の合流地点は標高約千四百メートル。紅葉間近の茂みから、巨大な岩壁がそびえ立っていた。

 黒部三大岩壁に挙げられる丸山東壁(二、〇二三メートル)。「黒部の巨人」と言われ、岩登りのメッカとして知られる。

 一帯は、花こう岩がえぐられた断崖が続く黒部峡谷・下ノ廊下の一部。巨人の対岸には、魔神の名を持つ大タテガビンの岩壁も控える。

 登山者が、激流に架かる丸太橋を渡ってきた。「何か見下ろされているみたい」。存在感ある巨人の山容に圧倒されていた。
(8〜11回、草東良平写真部記者、2007年10月20日〜22日、24日掲載)

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