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17.地蔵並ぶ癒やしの坂

六地蔵菩薩(手前)やこけむした石仏に目を留め、緩やかな明念坂の階段を下りる観光客

 立山町芦峅寺の閻魔堂(えんまどう)から布橋に至る途中に、明念坂(みょうねんざか)と呼ばれる坂がある。

 立山信仰を象徴する儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」の舞台の一つ。うっそうとしたスギ木立から落ちてきた葉が石段にたまり、寒々とした雰囲気を漂わせていた。

 こけむした石仏や地蔵を六体まつった六地蔵菩薩が、階段の脇にひっそりと並ぶ。石仏の多くは江戸時代に諸国の信者から寄進された。この地が立山信仰の里であると実感させてくれる。

 観光で訪れた夫婦が石仏を撮影していた。「なぜこんなに石仏があるのか興味深い。心が落ち着く不思議な空間です」

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