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30.開通へ点検急ピッチ

30.開通へ点検急ピッチ

立山ケーブルの滑車の取り付け部分に緩みがないか調べる作業員=立山町千寿ケ原の立山駅

 標高四七五メートルの立山町千寿ケ原にある立山駅。立山・黒部アルペンルートの玄関口で、立山ケーブルカーが美女平(九七七メートル)間の一・三キロを七分で結ぶ。三月中旬、周辺は一メートル近い雪が残っていた。観光シーズンの喧騒(けんそう)が信じられないほど静かだ。

 対照的なのは駅構内。四月十日の営業運転開始に向けた点検に作業員七、八人が当たり、活気にあふれている。

 ケーブルカーの点検は車輪の軸受け部、ギア、ブレーキの油の取り替えなど項目が二百を超え多岐に渡る。レールや滑車の取り付け部分は、点検用ハンマーでたたいて調べる根気の入る作業だ。

 立山黒部貫光立山運営所鋼索部の河部寿正さん(24)は「春らしい陽気が続き、点検ははかどっています。異常を見逃さず、万全を期したい」と力を込めた。

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