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37.春呼ぶ山野草の群生

37.春呼ぶ山野草の群生

遊歩道わきの斜面に群生するニリンソウを撮影する観光客。中央奥はハンノキ滝

 好天が続いた五月中旬、称名滝に至る遊歩道の山側斜面で、春を代表する山野草の一つ、ニリンソウの群生が目に留まった。

 一本の茎に二輪の白い花を付ける。深く裂けた若葉とのコントラストが鮮やかだ。

 この辺りは標高千メートル前後。所々に雪渓が残り、まだ早春の気配が漂う。雪解け水の豊富な時期にのみ現れる落差五百メートルのハンノキ滝が、すがすがしい気分にさせてくれる。

 溶岩台地を浸食する大迫力の滝とは対照的に、かれんなニリンソウ。通り掛かった若い女性のグループは「素朴で優しげな表情が好き。春の息吹を感じる」と話していた。

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