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<25 ハム・ソーセージ> メッツゲライ・イケダ(富山市古沢)

<25 ハム・ソーセージ> メッツゲライ・イケダ(富山市古沢)

県内産の豚肉を使ったハムを作る村田店長(左)

 肉のうま味引き出す

 ◆富山湾の魚介類に恵まれ、コシヒカリだけでなく、ナシやトマトなど果実や野菜の栽培が盛んな富山市。地元の食材をおいしく食べてもらおうと努力する人々がいる。それぞれの食へのこだわり、地元への思いにスポットを当てる。◆

 「せっかく県内にいい肉があるんだから、本当においしい肉の食べ方を皆さんに広めていきたいんです」。富山市古沢の食肉店「メッツゲライ・イケダ」の店長、村田勝己さん(36)は、平成十七年に開業し、自社牧場で育てた牛肉や県内産の肉で作ったハムやソーセージなどの肉加工品を製造・販売している。

 村田さんは元県畜産試験場の研究員。七年に研修で茨城県にある農水省の畜産試験場を訪れたとき、昔ながらの製法で作られたソーセージを食べ、その味に感動。実家が牧場を経営していたこともあり、肉加工品の製造に携わることを決意した。

 「効率を追求していては出ない味がある」と増量剤や着色料などは一切使用しない。県内産の食肉に、必要最小限の塩や香辛料などを加えて作られた製品には、肉本来のうま味が凝縮されている。飼料にもこだわり、仕上げの時期には、牧場の周りで生産するコシヒカリの稲わらを与える。「食の安全が脅かされる今こそ、生産から販売まで関わることが大切」と話す。

 同店の商品は、ドイツ・シュトゥットガルトの食肉組合のコンテストで、十七、十八年に二年連続で金賞を受賞した。十八年のコンテストでは、県産の牛肉と豚肉を使った六品を出し、角切り肉とピスタチオの入ったソーセージ「ビアシンケン」やニンニク入りソーセージ「クラカウアー」など五品が減点なしの金賞を受けた。

 「お客様に『うまい』と言っていただくのが一番。これからも妥協せずにいい商品を提供していきたい」と話す。

 メモ メッツゲライ・イケダでは、ハム・ソーセージなどの食肉加工品約30種類と精肉を販売。定休日は毎週水曜日。加工品は富山大和でも購入できる。
▽電話076(427)0666

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