ページ内を移動するリンクです。

本文ここから

<49 早月のまめ> 農事組合法人水土里(滑川市栗山)

<49 早月のまめ> 農事組合法人水土里(滑川市栗山)

枝豆を収穫する水土里の組合員

 ロゴで知名度アップ

 ◆豊富な水資源を利用し、米や野菜、果物の生産が盛んな滑川市。滑川沖のホタルイカ、海底三百三十三メートルでくみ上げる海洋深層水など海から受ける恩恵も多い。特産品作りに汗を流す人々の思い、食へのこだわりにスポットを当てる。◆

 農事組合法人「水土里(みどり)」(石坂哲也代表理事)は四年前から転作田を活用し、地場産枝豆「早月のまめ」を生産している。今年一月には、さやをイメージしたパッケージのロゴマーク「早月」を商標登録し、将来の地域ブランド化につなげようと取り組んでいる。

 今年の収穫は七月中旬に始まった。毎朝五時、組合員らが畑に出て腰の高さほどに育った枝豆を刈り取っていく。近くの作業場で脱莢機(だつさやき)にかけてさやと葉、茎を分離。さやは水洗いした後、パートの女性が「一センチ以上の豆が三粒入っているか」「虫食いはないか」などを一つ一つ丁寧に確認し、パッケージに袋詰めしていく。「サッポロミドリ」「エチゴハニー」など収穫時期の異なる三種類の枝豆を作っており、十月まで作業は続く。今年の収穫量は昨年並みの一・四トンを見込む。

 枝豆は魚津市の新川青果市場に出荷した後、県内のスーパーの店頭に並ぶ。庭先でも販売し、最近は地元だけでなく、富山市や魚津市など近隣からも客が訪れる。石坂直樹理事は「口コミで来た人がほとんど。平均で一日七十―八十袋、多い日は百袋売れる」と話す。

 枝豆の生産に乗り出したのは平成十六年。ほかの産地との差別化を図ろうと、かつての地名を採り入れ、「早月のまめ」の名前で売り出した。ロゴマークをデザインしたのも、視覚に訴えて印象づけるためだ。丸みを帯びた字体が特徴で、「月」の文字は枝豆のさやの形を連想させる。

 今年一月には特許庁から商標登録を認められた。石坂理事は「ロゴを生かして知名度アップにつなげたい」と意欲を語る。

 メモ 早月のまめは一袋350グラム入り200円(庭先販売)。パッケージには枝豆のゆで方が表記されている。
▽電話076(477)1983

ページの先頭へ移動