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6.不二越工、打ち勝つ 4本塁打で2度逆転![]() 不二越工―富山商船 9回表不二越工2死三塁 本塁打を放ち、手を突き上げて喜ぶ浦田(右)。左は成瀬=城光寺 ▽1回戦(15日)
【評】不二越工は変化球を巧みにとらえて長打を量産。両チーム合わせて32安打の乱打戦に打ち勝った。 不二越工は五回に成瀬の2点本塁打で逆転。同点で迎えた九回にも中村、浦田が本塁打を放ち、試合を決めた。 富山商船は七回に定塚の3点本塁打で逆転したが、勢いに乗る不二越工打線を抑えきれなかった。(本田健) 陸田監督の復帰戦“祝砲”で飾る 乾いた打撃音が響くたび、「本塁打か」とスタンドが色めき立った。不二越工は4本塁打を含む長打8本の攻勢で、富山商船との2時間45分に及ぶ熱戦に終止符を打った。2本塁打の4番浦田は「最高。思い切り振っていったことが良かった」と笑顔を見せた。 両チーム合わせて5本の本塁打が飛び出す乱打戦。三回二死二塁、浦田が甘く入ったスライダーを左中間に運ぶと、1点を追う五回に成瀬が左翼席に運び逆転。七回には相手の定塚に本塁打を浴び再び逆転されたが、九回先頭打者の中村が場外弾を放って勝ち越し。最後は浦田がバックスクリーンに運んで“本塁打ショー”を締めくくった。 2度のリードを許す展開にも気落ちしなかったのは、平成5年に不二越工を初の甲子園出場に導き、今年5月に復帰した陸田俊行監督の存在が大きかった。陸田監督は「あきらめない気持ちを持てと言い続けてきた。きょうは毎日の積み重ねが出たと思う」と選手の粘りに目を細めた。 劇的勝利にも浮かれる様子はなく、中村主将は「次で大振りにならないよう気を付けたい」と言い、陸田監督も「打撃に頼る野球では勝てない。守備を立て直したい」と課題を見据えた。 |