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18.富山一、9回勝ち越す 新湊、好機生かせず![]() 新湊−富山一 9回表富山一2死一塁 勝ち越しの適時二塁打を放つ伊田=城光寺 ▽2回戦(17日)
【評】富山一は終盤に相手投手の変化球をとらえ、新湊を下した。七回に伊田が適時二塁打を放ち同点。伊田は九回にも勝ち越しの適時二塁打を放った。打者の選球眼がさえ、球威の落ちた変化球に狙いを定めて中前に返した。先発南勇も好守に支えられ立ち直った。 新湊は三回以降の得点機で凡打が続き、好投した西野を援護できなかった。(高木) 宿敵に一矢「胸のつかえ取れた」 富山一・伊田 富山一は昨秋、今春の県大会でともに敗れた新湊に逆転勝ち。同点打と勝ち越し打を放った伊田主将は「ようやく新湊に勝てた」と満面の笑みを浮かべた。 相手エース、西野の投球術を読み切った。チームは大会前の一週間、毎日40分かけて西野の投球ビデオを研究。打撃マシンの設定を調整し、球速とコースを西野が得意とするスライダーに似せて打撃感覚を養った。 序盤こそ相手の球威に押されたが、焦りはなかった。西野に疲れが見えた七回。ついに打線が決め球のスライダーをとらえた。伊田主将は七、九回ともスライダーを中前にはじき返し、逆転勝利を呼び込んだ。 今春、スポーツ特待制度問題で当該部員の対外試合出場が禁止となり、春の新湊戦は伊田主将らレギュラーの半数がスタンドでの応援に回った。結果は0―1の敗戦。伊田主将は「自分がいれば、と悔やみ続けた」と胸の内を明かす。 この日の活躍で、そんな苦悩の日々もようやく報われた。「胸のつかえが取れた気がする。次の試合もしっかり研究して戦いたい」と力を込めた。 中盤以降、打線につながり欠く 新湊 新湊は尻上がりに調子を上げた富山一の南勇を攻めあぐね、三回以降、打線がつながらなかった。 130キロ台後半のストレートやスライダーの見極めなど、「南対策」の練習は十分に積んできた。自信を持って臨んだが、高めのボール球を振らされ、追加点を奪えなかった。4番・大坪主将は「相手の球は特に走っていたというわけでもなかったのに…」とため息をついた。 2年生エースの西野は六回まで相手打線を散発3安打に抑えたが、七回以降は、カーブやスライダーを狙い打ちされた。「変化球が甘く入ってしまった」。試合後、西野は声を震わせた。 手操能人監督は「序盤に着実に加点しなければならなかった。2点の差は遠かった」と肩を落とした。 |