農産物直売所を新設 黒部市予算案、新駅アクセス道の改良加速
2009年02月21日 07:55
黒部市は二十日、二十一年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比4・1パーセント減の二百一億三千四百八万円で、九特別会計と二企業会計を加えた総額は4・6パーセント減の三百九十八億千十五万九千円。北陸新幹線の開業をにらみ、新たに農産物直売所を整備するほか、市道新堂中新線の改良事業を加速させる。市民病院の外来診療棟等改築基本設計料など、総合振興計画に盛り込まれた各種の重点事業も予算化した。
農産物直売所は、宇奈月町下立の宇奈月麦酒館の隣接地に建設する。鉄骨平屋建て約二百十平方メートルで、地元の農産物のほか、黒部・宇奈月温泉観光協会が認定する「黒部ブランド商品」を並べる。事業費は四千五百八十九万円を計上した。
宇奈月麦酒館は物販スペースが手狭なため、団体客を呼び込むことが難しかった。市内には「黒部ブランド商品」を一堂に展示販売している場所もないことから、市は観光だけでなく、農業や商工業の振興にもつながると判断して施設の整備を決めた。オープンは今秋の予定で、運営は第三セクターの宇奈月ビールが担う。
新幹線新駅へのアクセス道路となる市道新堂中新線の改良事業には、前年度の二倍強となる三億八千三百万円を盛り込み、二十二年度までの継続事業となる市民病院外来診療棟等改築基本設計料は四千四百四十五万円を計上した。医療の高度化に対応するため全面改築の準備を急ぐ。
予算案は三月二日開会の三月定例市議会に提案される。
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