伝統の職人技直伝 県左官高等職業訓練校が内山邸で表門修復
2009年02月26日 07:00
県左官高等職業訓練校(富山市向新庄、舟瀬三信校長)の学生は二十五日、同市宮尾の県民会館分館内山邸の表門修復工事で、伝統技法の「小舞掻(こまいか)き」や「粗壁(あらかべ)塗り」に取り組んだ。
職藝学院(同市東黒牧・大山)の学生が昨年十二月から、表門や裏門などを解体し、古くなった木材を「埋木(うめき)」や「継木(つぎき)」といった工法で修復を進めてきた。伝統的な左官工法を学ぶため、同訓練校の学生が壁の修復を担当。一、二年生四人が参加した。
左官業歴五十年のベテラン、小橋峰明さん(65)が学生を指導。学生は竹とカヤを格子に組んで土壁の土台を作る伝統技法の小舞掻きに挑戦した。その後、わらを混ぜた粘土質の土を塗り、粗壁を作った。
二年生の北村拓也さん(26)は「手間が掛かり、難しい。普段経験できないことなので勉強になる」と黙々と作業に取り組んでいた。小橋さんは「職人の世界では必要な知識。いざというときに身につけておいてほしい」と話した。
今後は壁塗りを何度も重ね、最後は白いしっくいを塗って仕上げる。完成は三月末となる。
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