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在宅リハビリ支えたい 理学療法士・森さん、看護ステーション開設

2009年02月27日 06:50

在宅リハビリ支えたい 理学療法士・森さん、看護ステーション開設

訪問看護ステーション開設に向けて、野村さん(左)と中川さん(右)と打ち合わせする森さん

 介護施設に出向き、在宅生活を送る高齢者や障害者にリハビリを提供する活動を続ける富山市七軒町の理学療法士、森佐知子さん(36)が四月、同市内幸町に訪問看護ステーションを開設する。訪問でのリハビリを希望する難病などの患者会の声を受け、設立を決意した。森さんは「高齢になっても、障害があっても住み慣れた家で生活できるようリハビリの観点から支えていきたい」と意気込んでいる。

 森さんは病院勤務や専門学校の教員を経て、平成十九年七月から介護施設に出向いてリハビリを指導する活動を始めた。これまで一人で行ってきたが、活動を充実させようと、訪問看護ステーションを開設することにした。

 リハビリと、終末期ケアや気管切開した患者の入浴介助といった看護を二本柱とし、森さんの活動に共感した理学療法士や看護師とともに始める。患者に寄り添いたいという気持ちを込めて「フィット」と名付けた。事務所は、富山市出身の医師から「地元の福祉のために役立ててほしい」と空き家の提供を受けた。

 現在は、全国パーキンソン病友の会県支部事務局長の中川みさこさん(38)と富山市介護支援専門員協会理事の野村明子さん(44)の協力を得て、開設準備を進めている。

 リハビリはニーズが高いにもかかわらず、十分に受けられない人は多い。十八年度の診療報酬改定で、医療機関でのリハビリに日数制限が設けられたことや、リハビリの専門スタッフが充実した介護施設が不足していることが背景にあるという。中川さんは「リハビリは状態を維持、改善するだけでなく、闘病の支えにもなっている。理学療法士によるリハビリが受けられる意義は大きい」と話す。

 看護師も募集している。問い合わせは訪問看護ステーション・フィット、電話076(445)1733。

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