ペンギン、下関へ“嫁入り” 魚津水族館から雌5羽
2009年03月18日 23:30
フンボルトペンギンを運ぶ職員=魚津市三ケの魚津水族館
魚津水族館(魚津市三ケ)のフンボルトペンギンの雌五羽が十八日、山口県の下関市立しものせき水族館海響館に嫁入り≠キるため、魚津水族館からトラックで移された。
しものせき水族館はペンギンの飼育施設を増築しており、全国の水族館などに呼び掛けてペンギンを集めている。魚津水族館には二十八羽のフンボルトペンギンがいるが、飼育スペースが手狭になっていることや、血筋が近いため繁殖が困難となっていた。両水族館の希望が一致し、魚津水族館の四〜二十歳の雌五羽を譲渡することになった。
この日は朝七時から魚津水族館で、両水族館の職員がフンボルトペンギンをかごに入れ、トラックに積み込んだ。ペンギンは高速道路など陸路で半日かけ下関市へ運ばれた。
しものせき水族館は、来年三月にペンギンを飼育、展示する「ペンギン村」をオープンさせる予定。魚津水族館から搬入された五羽の雌は、雄とペアを組ませて繁殖させる。
魚津水族館でフンボルトペンギンの飼育を担当する福島千鶴さん(23)は「新しい場所でも元気に過ごし、繁殖してくれたらうれしい」と話していた。
フンボルトペンギンは、野生の個体数が減少している絶滅危惧(きぐ)種で、国際自然保護連合の「レッドリスト」や、ワシントン条約の付属書Tにも掲載されている。
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