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県内交通量お盆並み 高速1000円乗り放題スタート

2009年03月28日 14:02

県内交通量お盆並み 高速1000円乗り放題スタート

ETC搭載車の料金値下げが始まり、普段より交通量が多い北陸自動車道。上部は富山市街地方向=富山市杉谷

 大都市圏を除く全国の高速道路で二十八日、自動料金収受システム(ETC)搭載車を対象にした休日の上限千円での乗り放題がスタートした。県内の高速道路では、大型連休やお盆の帰省時並みの交通量で県外ナンバーの車が多く走り、サービスエリア(SA)やインターチェンジ(IC)に近い観光地は県外からの観光客が訪れた。

 北陸自動車道の小矢部川SAには、富山ナンバーのほか、「秋田」「大宮」「長野」といった県外ナンバーの車が多く見られた。埼玉県深谷市、自営業、持田祥宏さん(45)は、妻の実家がある福井市に向かう途中で休憩に入った。ETCを利用する前の通行料金は九千七百円だったといい、「料金が十分の一になって助かる。一度の往復でETCの設置にかかった二万円分が浮く」と笑顔を見せた。

 能越自動車道の氷見ICに近い氷見市中央町の「海鮮館」を訪れた千葉市、主婦、渡辺優子さん(51)は、自宅を二十八日午前三時に出発したという。「富山湾の魚と千葉で売られている魚の種類が違うことに驚いた」と話し、「料金の割引はうれしい。今日は石川県の和倉温泉まで足を延ばしたい」とほおを緩めた。

 東京や名古屋、大阪周辺などの一部区間では渋滞が発生。日本道路交通情報センターによると、渋滞は一時、東名高速下り大和トンネル(神奈川)付近や中国道下り宝塚IC(兵庫)などで十キロを超した。

 前例のない大幅割引に中日本高速など高速道路三社は、SAの駐車場で車を誘導するため整理員を増やしたり、仮設トイレを設置するなど大型連休以上の態勢で臨んだ。

 上限千円の乗り放題は、ETCを利用する乗用車と二輪車が対象で、平成二十三年三月末までの約二年間実施する予定。大都市圏(首都、阪神高速と周辺の一部区間)などは対象外で、別料金が必要になる。

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