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富山県内の交通量36%増 「高速1000円」始動

2009年03月29日 07:27

富山県内の交通量36%増 「高速1000円」始動

 大都市圏を除く全国の高速道路で28日、自動料金収受システム(ETC)搭載車を対象にした休日の上限1000円での乗り放題が始まった。県内の高速道路では県外ナンバーの車が目立ち、交通量が前年同期に比べ36パーセント多くなった。心配された混雑や料金システムのトラブルはなく、順調なスタートを切った。

 中日本高速道路の調査では、北陸自動車道富山−富山西インターチェンジ(IC)間の二十八日午前零時から午後三時までの交通量は、上下線合わせて一万八千七百台。前年同期(平均一万三千八百台)の一・三倍に上った。同社広報室は「大型連休に比べると交通量は三割ほど少ないが、この時期では突出した数字。千円乗り放題の効果だ」と話す。高速道路各社の調査によると、全国の主要区間でも交通量は軒並み増え、岐阜県内の東海環状道は前年同期比52パーセント増となった。

 富山県内のサービスエリアやICに近い観光地は、県外ナンバーの車が多く見られた。家族三人で南砺市の五箇山を訪れた愛知県岡崎市の会社員、藤井仁司さん(58)は「菅沼と相倉の合掌造り集落は、生活感があって良かった。これからも高速道路で遠出したい」と話した。

 上限千円の乗り放題は、ETCを利用する乗用車と二輪車が対象で、平成二十三年三月末までの約二年間実施する予定。大都市圏(首都、阪神高速と周辺の一部区間)などは対象外で、別料金が必要になる。

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