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室井滋さんが峡谷案内 黒部トロッコ車内放送に起用

2009年04月11日 07:25

室井滋さんが峡谷案内 黒部トロッコ車内放送に起用

新緑の山々を背に、新山彦橋を渡るトロッコ電車=平成20年4月、黒部市

 黒部峡谷鉄道(黒部市黒部峡谷口、加藤和彦社長)は、今季のトロッコ電車の車内放送を、滑川市出身の女優、室井滋さんによるナレーションに変更する。ユーモアと躍動感あふれる内容に仕上がっており、トロッコ電車が全線開通する五月一日から流す予定。同社は「大きな誘客効果が期待できそう」と話している。

 黒部峡谷鉄道は、乗客向けに沿線の見どころを紹介する車内放送を流している。四年に一回の割合で更新しているが、従来の放送内容はやや単調だったため、室井さんにナレーションを依頼。二つ返事で引き受けてもらったという。「トロッコ電車が子どものころから大好き」という室井さんは昨年秋、ナレーションの収録に備えてあらためて黒部峡谷を訪問。年末の収録に当たっては、用意された原稿に大幅な手直しを加え、室井調≠ノ書き替えた。

 鐘釣駅では「行ってらっしゃいませ! また後でご一緒しましょうね」と乗客に呼び掛け、宇奈月駅到着時のアナウンスは「ご案内は、室井滋でした。またご一緒できる日を楽しみにしていますね。私、ここでずっと待ってますから」と結んでいる。

 同社は「室井さんのユニークな語りによって、峡谷観光の魅力が一層高まるはず。ぜひ一度耳にしてほしい」とPRしている。室井さんは五月一日、宇奈月駅で開かれる「黒部峡谷オープニングフェスティバル」のセレモニーに出席する。

 今季のトロッコ電車の営業運転は、今月二十日に宇奈月−猫又駅間の区間運行でスタート。同二十九日に鐘釣駅まで運行区間を延長し、全線開通は五月一日の予定。今季は沿線の駅名板もすべて更新した。(黒部支局長・鶴木義直)

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