パレットの個性伝える 県立近代美術館、きょうから「色彩は踊る」展
2009年04月16日 07:30
画家たちの色鮮やかなパレットや絵画作品に見入る来場者=県立近代美術館
画家が愛用したパレットから創作の秘密に迫る「色彩は踊る 巨匠たちのパレットと作品−梅原龍三郎からピカソまで」展の開会式が十五日、県立近代美術館で行われた。国内外の美術界をリードした画家六十二人のパレットと絵画作品を合わせて展示。それぞれの個性や制作現場の雰囲気を生き生きと伝えている。一般公開は十六日から六月二十八日まで。北日本新聞社創刊百二十五周年記念事業。
世界でも珍しいパレットコレクションを持つ日動美術財団(東京)の協力を得て開催。マチスやピカソら海外の巨匠をはじめ、彼らの影響を受けながら日本の近代洋画史を築いた重鎮、郷土ゆかりの作家を取り上げている。
会場に並ぶパレットは大きさも形もさまざま。鮮やかな絵の具がうずたかく残されたものもあり、創作の熱気を伝える。パレットの中央などに、画家本人が人物や風景といった好みのモチーフを描き添えたものも多く、開会式の出席者はパレットと絵画作品を見比べながら楽しんだ。
式では石井知事と板倉北日本新聞社副社長編集局長があいさつ。瀧脇俊彦北日本放送専務と長谷川徳七日動美術財団理事長、出品作家の野上祇麿さん、八木近直県立近代美術館長が加わりテープカットした。出品作家の林清納さんと能島芳史さんも出席した。
十六日午後二時から、長谷川理事長の講演会を開催。藤田嗣治や鴨居玲ら巨匠との交流の中で得た作品の見方や、パレットに秘められた魅力などを語る。聴講無料。
開館時間は午前九時半から午後五時まで。観覧料は一般九百円、大学生六百五十円、高校生以下無料。北日本新聞社など主催、北日本放送共催。
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