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「巨匠に親しみ」 県立近代美術館、「色彩は踊る」展一般公開

2009年04月16日 19:16

「巨匠に親しみ」 県立近代美術館、「色彩は踊る」展一般公開

創作の跡が残るパレットや色鮮やかな絵画作品に見入る来場者=県立近代美術館

 画家が愛用したパレットと絵画作品を合わせて紹介する「色彩は踊る 巨匠たちのパレットと作品−梅原龍三郎からピカソまで」展の一般公開が十六日、県立近代美術館で始まった。名画誕生までの軌跡を残すパレットが間近に見られる機会とあって、午前中から熱心な美術ファンが訪れた。六月二十八日まで。北日本新聞創刊百二十五周年記念事業。

 同展は世界でも珍しいパレットコレクションを持つ日動美術財団(東京)の協力を得て開催。梅原や安井曾太郎、中川一政ら日本の近代洋画史を築き上げた重鎮を中心に、ピカソやダリといった海外の巨匠、郷土ゆかりの作家計六十二人を取り上げている。

 会場に並ぶパレットには、塗り残された絵の具が鮮やかに残るほか、各画家がそれぞれ好みのモチーフを描き入れている。京都府宇治市から訪れた岩井齊良(あきら)さん(72)は「パレット自体が一つの作品のよう。それぞれの個性も表れ、大家に親しみを感じることができた」と満足そうな表情を見せた。

 梅原や林武らの絵の具箱なども特別に展示され、創作現場の雰囲気を伝えている。

 開館時間は午前九時半から午後五時まで。観覧料は一般九百円、大学生六百五十円、高校生以下無料。

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