「介護に転職」定員3倍 労働センター富山、養成講座が開講
2009年04月18日 11:30
介護職員基礎研修課程の入校式。定員の約3倍の申し込みがあった=富山市奥田新町
介護労働安定センター富山支部(長島光雄支部長)は十七日、富山市奥田新町の同支部で、介護職員を養成する「介護職員基礎研修課程」の入校式を開き、離職者を対象にした六カ月のコースが始まった。不況の影響で、定員の約三倍の百二十六人の受講申し込みがあり、面接などで受講者を絞り込んだ。同センターは「安定し、社会性のある介護職へ転職を考える人が多い」とみている。
講座は昨年開設し、雇用保険受給者らが対象で修了者は、介護施設のサービス提供責任者や主任介護職員として働くことができる。
今回の講座は県の緊急雇用対策の一環。定員四十人に対して百二十六人の申し込みがあり、昨年の受講希望者五十八人を大幅に上回った。二十四〜五十八歳までの介護未経験者が受講する。
同センターは「受講希望者が増加した背景として、介護職の求人数が求職者数を依然として大幅に上回っている状況がある」と指摘。介護職の一月の有効求人倍率は二・〇一倍、二月が一・四九倍と求人数が求職者数を上回る。
開講式では、長島支部長があいさつ。同センター職員が講座の概要を説明した。講座は十月十六日まで行われ、介護職員としての基本的な理念や知識、技術を習得する講義や県内の介護施設での実践演習のほか、就職支援も受ける。
会社の業績が悪化し一月に勤めていた会社を退職したという立山町の男性(43)は「人の役に立てる介護の仕事に就きたい。半年間一生懸命勉強したい」と意気込んでいた。
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