“豆役者”堂々演技 砺波で出町子供歌舞伎曳山
2009年04月30日 06:03
舞台上で堂々とした演技を披露する6人の児童=砺波市本町
約二百二十年の伝統を誇る県指定無形民俗文化財「出町子供歌舞伎曳山(ひきやま)」が二十九日、砺波市中心市街地で始まった。華やかな衣装をまとった六人の豆役者≠ェ曳山の舞台上で情感あふれる演技を披露し、観客を魅了した。三十日まで。
出町子供歌舞伎曳山は出町神明宮の春季祭礼に合わせて行われる。東、中町、西町の三町が持ち回りで曳山を出し、児童が舞台上で歌舞伎を演じる。運営側の人材確保などを理由に、ことしから祭礼日を大型連休中に変更した。
ことしの当番町は東で、出町小学校の女子児童六人が役者を務める。六年生の河合紘奈さん、河本明日香さん、五年生の熊野一実さん、河森千穂さん、四年生の高畠万智さん、安地志帆さんが出演し、戦国時代に明智光秀が織田信長を討った「本能寺の変」を題材にした「絵本太功記(たいこうき)十段目尼ケ崎之段」を上演。六人は浄瑠璃に合わせて堂々としたせりふ回しと演技を披露し、見えを切るたびに観客から大きな拍手を受けていた。
同日は出町神明宮や同市本町などで上演した。三十日も中心市街地の七カ所で行われる。雨天の場合は同市中央町の真如院が会場となる。
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