来場者2万人超す 富山県水墨美術館、「国宝との出会い」後期展にぎわう
2009年10月30日 08:15
2万人目の記念品を受け取る神本さん夫妻と前後の来場者=県水墨美術館
国宝や重要文化財など、日本美術史を代表する名品を集めた県水墨美術館の「日本の美 国宝との出会い」展は連日大勢の美術ファンでにぎわい、29日で来場者が2万人を超えた。友人同士や家族連れに加えて多いのが、夫婦2人で仲良く鑑賞する姿。この日もたくさんのシニアカップルが訪れ、感想を語り合いながら至高の美を堪能していた。
後期展では京都国立博物館(京都市東山区)の収蔵品から仏画、水墨画、南画などの絵や書31点を展示。三筆の一人に数えられる空海の書跡をはじめ、京都の名勝を描いた雪舟の代表作「天橋立(あまのはしだて)図」や教科書でもおなじみの「餓鬼草紙」など国宝8点、重要文化財10点を含む充実のラインアップになっている。
この日は平日ということもあり、名品の数々をゆっくりと楽しむ中高年夫婦の姿が目立った。2万人の節目に訪れた神本直明さん(72)、陸子さん(68)夫婦=富山市八尾町新田=は「これほど多くの国宝を地元で見られる機会は二度とないと思い、楽しみにしてきた」と言い、偶然のおまけ≠ノ驚いた様子。前後に来場した吉波静男さん(78)、澄子さん(76)夫婦=南砺市福光=と、岡津真佐子さん(58)=高岡市五十里=に中西彰館長から記念品が贈られた。
同展は11月8日まで。北日本新聞創刊125周年記念、県水墨美術館開館10周年記念事業。
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