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大作のスケールに圧倒 富山県水墨美術館「国宝との出会い」展

2009年10月31日 08:30

大作のスケールに圧倒 富山県水墨美術館「国宝との出会い」展

スケールの大きな屏風作品に見入る来場者=県水墨美術館

 日本美術の至宝をそろえた県水墨美術館の「日本の美 国宝との出会い」展は、後期展から雪舟や与謝蕪村らの屏風(びょうぶ)が加わり、大画面ならではのスケール感が来場者を魅了している。名品を一目見ようと県外から訪れる愛好家も目立ち、30日も多くの人でにぎわった。31日からは同館芝生庭園で芸術祭が開かれ、伝統芸能のステージなどが繰り広げられる。

 後期展では京都国立博物館の収蔵品から水墨画や南画、書など31点を展示。このうち雪舟の「四季花鳥図屏風」や池大雅(いけのたいが)が立山をスケッチした「三岳紀行図屏風」など8点が屏風仕立てになっている。

 後期展から登場した蕪村の「山水図屏風」は、全長6メートルを超す大画面に清らかな風景を描いた作品。金沢市から訪れた橋本百合子さん(62)と早稲田早苗さん(64)は「大きさに圧倒された。雄大な風景が優しい色彩で描かれ、広がりが感じられる」と感心した様子。出張に合わせて来場した京都市埋蔵文化財研究所の西田哲郎専務理事は「国宝、重要文化財に加えて富山ゆかりの作品もあり、充実した内容。京都でもこれだけの名品を一度に見る機会はそうない」と話した。

 同展は11月8日まで。

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