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若さで射水変革を 新市長に夏野さん、「分かりあえる行政に」

2009年11月16日 07:15

若さで射水変革を 新市長に夏野さん、「分かりあえる行政に」

初当選を決め、支持者の祝福に応える夏野さん=射水市三ケ

 射水に37歳の県内最年少市長が誕生した。15日の射水市長選で初当選した前県議の夏野元志さん(37)は「見える、分かる、分かり合える行政を目指す」と、詰め掛けた支持者の前で喜びを爆発させた。市を二分する激しい選挙戦の中で市政の変革を訴えた若きリーダーに、市民は新たなかじ取り役を託した。

 射水市三ケ(小杉)の事務所は、開票が始まった午後9時ごろから支持者が続々と詰め掛けた。同11時すぎ、夏野さんの当選が伝えられると、待ちわびた支持者から「やったぞ」「勝った」と声が上がり、割れんばかりの歓声と拍手に包まれた。

 「元志コール」の中、夏野さんはスタッフの肩に担がれて進み、選対幹部や支持者らとがっちり握手。元大門町長の田所稔統括責任者が「夏野さんの勝利は市民の勝利だ。心を一つにして盛り上げていこう」と勝利宣言し、妻の里奈さん(31)らとともに万歳三唱した。

 花束を受け取った夏野さんは「市民が安心して生活できるよう、力いっぱいまい進したい。射水の未来を切りひらいていく。市民の皆さんと約束したマニフェストを実現する」と決意を述べた。長男の元伸ちゃん(3)を抱きかかえ、何度もガッツポーズし、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 植出副知事、橘慶一郎衆院議員、河合常則、森田高両参院議員、江西甚昇県農協中央会長らが次々とお祝いを述べ、万歳を繰り返した。森富山市長ら県内の首長らも祝福に駆け付け、事務所は熱気と期待感に包まれた。

■統合庁舎建設問題、議論重ねる
 15日投開票された射水市長選で初当選を果たした夏野さんは、同市の事務所で北日本新聞社のインタビューに答え、公約の実現に決意を示した。選挙戦の争点となった統合庁舎の建設について、議論を重ねていく考えを示した。

 −選挙戦を戦い抜いた思いは。

 「厳しい戦いだったが、支援してくださった方々のおかげで当選できた。射水を良くしていくために公約をじっくりと実現していきたい」

 −統合庁舎建設の問題をどのように進めていくか。

 「現在の経済状況を考慮すれば疑問の多い問題。ほかに優先する課題はある。一つ一つの事柄を精査した上で市民に提示し、議論を重ねていきたい」

 −選挙戦を通じて新湊地区と旧射水郡の対立が激しくなった面がある。今後どのように融和を図るか。

 「市民が地域間で競争するのではなく、互いに理解し合い、射水全体の可能性を高めていきたい。これまで掲げてきた『見える、分かる、分かり合える行政』の運営をしっかりと成し遂げたい」

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