お礼の人形1体完成 富山国際大付高生、友好願い米に寄贈
2009年11月17日 08:30
完成した女の子の人形を前に並ぶ(右から)中川君、中沖さん、谷村さん=富山国際大付属高校
米国の大学教授から譲り受けた「青い目の人形」のお返しとして、富山国際大付属高校(富山市願海寺水口、中田正幸校長)の放送部員が製作している市松人形のうち、女の子の人形1体が完成した。今後、男の子の人形も作り、来年3月に米国の小学校に贈る。
人形の製作に取り組んでいるのは、放送部の中川理貴君(2年)と中沖有梨さん(1年)、谷村実咲さん(同)。3人は8月末から、8歳ぐらいの女の子をイメージして作業を進めてきた。完成した人形は高さ約60センチで、粘土で作った手足と綿を入れた胴体をつなぎ、昭和初期の錦紗(きんしゃ)ちりめんの衣装を着せて仕上げた。
青い目の人形は戦前、米国の宣教師の発案で日本に贈られ、日本からは答礼として市松人形が寄贈された。昭和61年からは発案者の孫の大学教授が日本に人形のプレゼントを続けており、ことし5月には同校を訪れて人形を贈呈した。
同校放送部は昨年秋から、青い目の人形をテーマにした番組制作に取り組んでいる。戦前の人形を通じた交流を復活させようと、中川君ら3人が、市松人形を米国の小学校に贈ることを決めた。
3人は「胴体の布が破れ作り直すなどして大変だった。米国の小学生にかわいがってもらいたい」と話している。
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