参院選候補に野上氏 自民富山市連、緊急総務会で推薦決定
2009年11月23日 07:30
国政復帰に向けて意欲を語る野上氏=富山市の自由民主会館
来年夏の参院選に向けた自民党公認候補の選考で、同党富山市連(五本幸正支部長)は22日、富山市の自由民主会館で緊急総務会を開き、前参院議員の野上浩太郎氏(42)=富山市堀川=を擁立するよう県連に推薦することを決めた。出席者を前に野上氏は「地域に根差した政治の実現に全身全霊で頑張る」と決意を述べた。同市連は24日に書面で県連に意向を伝える。
総務会には旧富山市選出の県議や市議、各地区ごとにある支部の支部長や幹事長ら約60人が出席。参院選候補について意見聴取したところ、地元の堀川支部などから野上氏の国政復帰を求める声が上がり、全会一致で擁立を決めた。
決定を受け、野上氏が総務会であいさつ。「この2年間、地域を歩き、地元の人たちの思いを聞いてきた。地域の疲弊はまったなしの状況。今こそ原点に返り、現場に根差した政治を進めなければならない」と強調し、出席者に感謝の言葉を述べた。
総務会後、五本支部長は野上氏推薦の理由を「まだまだ働ける若さと6年間の国政での経験に加え、さまざまな選挙で党公認候補の当選に向け歯を食いしばって頑張ってきた。市連として、これ以上に勝る候補はいないと判断した」と説明した。
野上氏は再選を目指した前回平成19年の参院選で26万5882票を獲得したものの、民主、社民、国民新の3党が推薦した無所属の新人、森田高氏(42)=現・国民新=に2万5832票差で敗れた。五本支部長は「前回の敗戦をしっかり検証し、同じ轍(てつ)は踏まないよう団結し、勝利を勝ち取る」と述べた。
富山市連は、旧富山市だけでなく、市内7地域支部に支持を呼び掛け、富山市全体の推薦候補としたい考え。野上氏は当面、市内に限ってあいさつ回りなどを行うとしている。
北日本新聞ご購読の申し込みはこちらから