手間かけ菅笠作り 高岡・福岡町で最盛期
2009年11月29日 07:40
高岡市福岡町で特産の菅笠(すげがさ)作りが、最盛期を迎えている。28日は同市福岡町三日市の北島くに子さん(81)宅に近所の人が集まり、一緒に作業を行った。冬場は適度な湿気で材料のスゲが柔らかくなり、作業に適している。菅笠作りは農閑期の来年3月末まで続けられる。
同町の菅笠は、戦前のピーク時に年間約200万枚作られていた。その後、生産枚数は激減したが、今でも農作業用や民謡の花笠、民芸品、三度笠など年間約2万枚を生産。全国シェアの9割を占めている。
作り手は主に70〜80代の農家の女性たちで、北島さん宅には山田はな子さん(78)と林ふささん(77)が訪れた。3人は竹の骨組みにスゲを取り付けて縫い上げるなど、細かい手仕事を繰り返した。北島さんは「手間がかかるけど、みんな楽しんでやっています」と話していた。
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