競泳・荒瀬 自己新も決勝進出できず
 【シドニーで室尚志本社記者】シドニー五輪競泳男子千五百メートル自由形予選は二十二日、オリンピックパークのシドニー国際プールであり、大沢野町出身の荒瀬洋太(富山パレス、筑波大)が出場、自己記録の15分22秒20を大幅に上回る15分18秒20をマークしたが、決勝進出はできなかった。

 荒瀬は、オーストラリアの強豪ハケットらと同じ予選最終の第六組に登場し、8コースを泳いだ。

日の丸やプレートを掲げて荒瀬を応援する家族、親戚ら=オリンピックパークのシドニー国際プール
 前半から積極的に飛ばし、千百メートルまでは日本記録(15分15秒44)を超えるハイペースで上位に食いついたが、後半に入ってペースダウンした。

 ○…全力を尽くしたが、世界の壁は高かった。競泳男子千五百メートル自由形予選で、荒瀬は自己ベストを4秒縮める15分18秒20を出したが、出場全選手中16位。目標のファイナリストを逃し、レース後、大きく肩で息をしながら「決勝に残らないと意味がない。悔しい」と残念がった。

 前の組で平野雅人(ミキハウス)が15分14秒43をマークし、自己の持つ日本記録(15分15秒44)を更新。五輪予選を兼ねた日本選手権(四月)から打倒平野を掲げる荒瀬は、序盤から積極的に泳いだ。

 他選手の作る波の影響を受ける8コースで、千百メートルまで四番手につける力泳。千二百メートルまで平野を上回るペースだったが、終盤伸びず6着でゴールした。

 世界レベルの経験不足が心配されていたが「緊張しなかったが、力不足だった」と言い切り、「肉体的にも精神的にも強くならないと」と続けた。