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県内全域の動き
←前へ 2003年6月12日(木)付朝刊 次へ→

小規模自治体へ支援継続、教育事務所の管轄見直し

 県議会の経営企画(吉田良三委員長)、教育警務(大野久芳委員長)、厚生環境(上田英俊委員長)、商工労働(菅沢裕明委員長)、農林水産(柴田巧委員長)の5常任委員会が、11日開かれた。市町村合併の枠組みが固まりつつあることを受け、県は経営企画委で、合併を選択しなかった小規模自治体への支援を継続すること、教育警務委では、教育事務所の管轄を見直していく考えを示した。
【経営企画委員会】

 市町村合併について、小川晃(社民)、四方正治(自民)両氏が質問した。小川氏が「合併を選択しなかった自治体は、財政的に厳しい状況に追い込まれる。小規模自治体でも生き残る支援策を設けるべき」と述べ、県の考えをただした。

 酒井市町村課長は「合併しない市町村についても、まちづくり総合支援事業補助金など現行制度を活用し、合併を選んだ自治体と分け隔てなく、支援を継続したい」と語った。

 四方氏は、「特定失踪(そう)者問題調査会」が北朝鮮に拉致されたとみている県内の3人について触れ、支援を要望。塚原政策総括監は、5月に県内の1家族から相談を受けたことを明らかにし、「拉致被害者支援法の適用段階ではないが、庁内の関係部署で連携し、可能な限り救いの手を差し伸べたい」と述べた。

 河合常則氏(自民)は、低下傾向にある統一地方選の投票率アップ対策について、県選管の考えをただした。

【教育警務委員会】
 市町村合併の枠組みがほぼ固まりつつあることから、横山真人氏(社民)は、県内4カ所の教育事務所について、管轄や業務内容の見直し状況を質問した。

 八木教育委員長が「小中学校の統廃合問題もあり、状況を見極めながら、同時並行的に進める必要がある。仕事の内容も十分な検討を進めたい」とした。

 島田一氏(公明)は、県産米の消費拡大へ、学校給食に米粉を使ったパンの導入推進を要望。滝沢福利保健課長が「コストの問題などを踏まえながら、関係機関と連携し、利用が図られるよう努めたい」と答えた。

 山本修氏(自民)が暴走族の取り締まり強化を求め、山辺美嗣氏(同)は、国連の子供の権利条約批准に伴い、県教委の認識をただした。

円滑な合併実現に努力 県町村会桃野副会長らが抱負
 県町村会の新会長に選ばれた魚津龍一朝日町長、副会長に就く桃野忠義福光町長、吉村栄二八尾町長の3氏が11日、北日本新聞社を訪れて抱負を語った。

 各町村が市町村合併に向けて準備を進めており、魚津氏は「地方への財源譲渡を含めた三位一体の改革が必要だが、国の方針は不明確だ。町村会の全国大会などを通じ、しっかりと意見を言いたい。県内26町村で、ともに考えていきたい」と述べた。桃野、吉村両氏は「まず地元の合併をスムーズに実現させるために努力し、県町村会自体の今後のあり方を考えていきたい」などと話した。6日の総会で選出された。任期は16日から2年。熊野真同会事務局次長が同行した。

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