富山市と上婦負の富山地域7市町村合併で、吉村八尾町長は20日、町役場で記者会見し、合併の是非を問う住民投票を8月8日に実施することを正式表明した。同月3日に告示し、8日に即日開票する。
町当局は17日に単独町制を維持する方針を表明しているが、投票結果を踏まえて町議会と協議し意見調整を図る。合併調印が8月下旬に予定されていることから、同月中旬までに最終判断する。
町長は投票後の対応について「投票結果と逆の結論を出すことは好ましくはない」と投票結果を尊重する考えを示す一方、「最終的には議会と判断することになる」と、含みを持たせた。
19日に開いた町議会議員会では議長を除く18人の合併への賛否が9対9の同数となっていた。町長は「議会が拮抗する中で、住民の意思を聞くことは意義がある」と実施の理由を語った。
投票までの自らの行動に関しては、「是非に関わる情報提供や運動はできない」とし、今後は説明会を開催しない考えを示した。
「町としての結論が確定するまでは合併協議を継続する」とし、29日の富山地域合併協議会に出席することも明らかにした。
投票は賛成か反対の二者択一方式で、町内の18歳以上の住民と永住外国人1万8,600人余りが投票資格者となる。投票率50パーセント以上で成立し、50パーセント未満の場合は開票しない。
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