任期満了に伴う八尾町長選は17日投票が行われ、即日開票の結果、同町前教育長の中林甚勝氏(67)=無所属、西新町=が初当選を果たした。前町議の杉山峰夫氏(47)=無所属、上新町=と町を二分する激戦を展開し、7411票を獲得。1453票差で振り切った。投票率は74・59パーセントで、過去の同町長選では最低だった。
中林氏は9月、吉村町長の引退表明後、町長を支持する町議らに擁立され、出馬を表明。「八尾町の特色を継承、発展させる合併推進」を訴えた。町議12人と宮本光明県議、吉村町長が加わる重厚な布陣で、杉山氏を追い上げた。中山間地を固めた上で大票田の杉原、保内地区など全域で票を積み上げた。
杉山氏は7月にいち早く出馬を表明。「富山市を軸とする対等合併実現」を主張し、町議4人を主力に青年、女性票の掘り起こしを図った。中林氏が合併推進を打ち出したため、争点が不鮮明になり、合併賛成の有権者の支持をまとめきれなかった。
新町長の任期は23日から。富山地域合併が予定通り実現した場合は来年3月末まで五カ月余りの任期となる。当選証書付与式は18日、町役場で行われる。
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