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富山広域圏の動き
←前へ 2004年11月17日(水)付朝刊 次へ→
新・富山市へ合併申請 17年4月42万県都に
 富山市と上婦負の富山地域7市町村長らは16日、新「富山市」発足に向けた合併(廃置分合)申請書を石井知事に提出した。予定通りにいけば、12月県議会の議決などを経て、来年4月1日に県内最大の新しい県都が誕生する。

 県庁で行われた申請書の提出式には、森富山市長、中斉大沢野町長、正橋大山町助役、中林八尾町長、大島婦中町長、関山田村収入役、野尻細入村長のほか、平村国光、竹内弘則、坂田光文、宮本光明県議が出席した。

 市町村長を代表して合併協議会長の森市長が「高い都市機能、豊かな自然など多様な魅力を持つ新市発足に向け、全力を挙げたい」と述べ、合併申請書を石井知事に手渡した。

 知事は「固有の歴史・文化を持つ7市町村が垣根を取り払って飛躍しようという努力が実った。県都として、日本海側を代表する中核市として発展してほしい」と語り、1人ひとりと握手した。

 国が進める「平成の大合併」で、県に合併申請書が提出されるのは、11月に発足した南砺市、新「砺波市」に続き県内3例目。

 申請書の提出を受け、県は総務省との協議を経て、12月県議会に合併議案を提出。議決を得た後、総務大臣への届け出を行う。

 来年4月には金沢市とほぼ肩を並べる人口約42万人、面積は約1240平方キロと県内の約3割を占める新市が誕生する。

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