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独立して黒部市などへ出ていく若い世帯、歯止めの利かない少子化…。学年10人に満たないクラスが増えつづける以上、通学の不便を考えても学校統合は避けられない。しかし、同時に合併論議が、大きく動き出している。宇奈月町と、隣接する黒部市、入善、朝日両町の首長は昨年12月、合併に向けた準備会を早い時期に設けることで合意した。あとは滑川市に顔を向ける魚津市が、枠組みに加わるかどうかの結論待ちだ。17年3月の合併特例法の期限をにらんで協議が始まれば、現市町の境界を超えた校区の見直しもいずれ論議しなければならない。
「歩くと、体が強くなる」「友だちがいる」。自治体に境目があることなど理解できない祐輝君は、遠くの学校に通う理由をそう話し、自宅の窓越しにひばり野小を見やった。亜希子さんは言う。「友だち関係を考えると、祐輝は統合された学校に通うことになる。でも、これから生まれてくる子どもたちは、やっぱり近くの学校に通うのが幸せだと思います」
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| 通学路を歩く小森さん親子。自宅近くに隣町の学校(右)がある=宇奈月町愛本新 |
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