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「じれったい思いで見つめてきたのは確かですちゃ」。水橋町の町長を務めた藤木進さん(81)は表情を曇らせる。
「中心部から川を一本挟んで離れ、行政の目がここまで届かないという感じがする。発言力のある人間が市に残らなかったのも失敗やった。私が目配りしておけば…と今になって思う」
41年にスタートした新しい富山市には「参事」という役職が新設され、藤木さんが就いた。助役室の近くに部屋があり、水橋の住民が大勢相談に訪ねてきた。だが「この役職にはあまり権限がなかった」。藤木さんは2年で役所を辞し、民間企業に勤めた。
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