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「寝耳に水」だった。1月24日の朝。清都邦夫井波町長がいつものように新聞を開くと、「斎場建設を中止」の見出しが目に飛び込んできた。高岡の斎場問題だと思っていたが、目を凝らすと「庄川町」の文字がある。「なんや、うちのことか」
現在稼働している井波町の火葬場は、庄川町との境界にある。庄川町には火葬場がないという事情もあって、両町の住民が利用している。1回の料金は井波町民が7,000円で、町民以外の利用は1万円。年間の火葬件数は200件前後で、13年度は約80件が庄川町民の利用だった。
火葬場は昭和30年に建てられ、10年ほど前から雨漏りするなど、老朽化が目立っていた。共同事業による新築計画が浮上したのは自然な流れだった。庄川町が井波町に呼び掛け、7年に両町で建設準備委員会を発足。井波町では建設用地が確保できなかったため、庄川町が墓地公園予定地用に買収していた土地の転用を決めた。周辺住民の同意が得られるのを待つだけとなっていた。
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