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政令指定都市の「区」以上の予算と権限の委譲が見込まれ、上婦負6町村でも評価する声は多い。だが、婦負郡のある町議は「逆に大きな矛盾を抱えたのでないか」と疑問を投げ掛ける。
権限を持ち、大きな額の予算を執行するには、相応の職員が必要だ。合併の狙いの一つである人員削減は進まず、議会のような監視機能の整備にも迫られる。「結局、富山市が旧町村の予算を削っただけという不満が噴出しかねない」と心配する。
収録のあった4日、富山市議会議長らが合併を拒む中新川郡の舟橋村や上市町などを訪れた。あらためて合併を要請し、「合併後の区には、全体予算の7割を保証する」と持ち掛けた。郡内の議会関係者は「本当に可能なのか。合併の取引材料に終わらなければいいが…」とつぶやく。
「区」制は、自治の芽を膨らませる手段にしなければならない。
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