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■ある村長は『政府はわれわれを見殺しにするはずがない』と言っているが。
絶対にしません。私たちの任務はどこの市町村も、最低限の仕事ができるようにすること。3分の2まで減らしてしまうと、仕事ができませんから、何年かけて、どの程度減らすかは、毎年毎年の判断になります。
■市町村はどうやって財政を切り詰めるのか。
「切れる経費」と「切れない経費」を分別するしかないと思う。市町村で言えば、教育と福祉、消防はカットできない経費ですね。こうしたものについては国家の責任として歯を食いしばってでも交付税を確保します。ただ総務費や議会費、公共事業などは、工夫していただかないと…。
■合併で、交付税の削減が「ムチ」として使われていると言われる。
そんなこと政府は掲げていません。今回の合併は、基礎的な自治体として地方分権の受け皿になるだけの”体力”をつけるのが目的です。ただ、合併を進めている時に、交付税を減らさざるを得なくなった。結果として「ムチ」としてとらえられたきらいはあります。合併を10年前にやっておけば、こんな議論にはならなかったんです。
昨年、片山虎之助総務相は「片山プラン」を提唱しました。地方の自由度を高めるために、交付税だけでなく国庫支出金の見直しや、国税を減らして地方税を増やす三位一体の改革を、順次進めているところです。
■財務省などが抵抗していると聞く。
国自体が赤字ですからね。だが、理屈では正しいと思うし、時間をかければできるはずです。
■「アメ」についてはどうか。合併特例債に期待する市町村は多い。
特例債は、合併するときの障害を取り除くための制度です。借金であることに違いないんですから、できれば使わない方がいい。「あるから使いましょう」という発想に立たず、そこは見識を示してほしいですね。結局は、子どもたちの借金になるんですから。
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