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隣接する両集落では古くから、新堀川をほぼ境に下村側を「大白石」、小杉町側を「小白石」と呼んできた。下村白石区長の岩木和雄さん(76)は「調整の行方次第では『大白石』も選択肢となる可能性がある」と話す。
地名が重複しない地域でも、合併の余波で見直す動きがある。下村小杉では「射水市小杉では不都合」との声があり、古い地名の「倉垣小杉」とする案が検討されている。
各地区の思いをまとめた調整案は、早ければ12月の合併協で審議される。
県内の市町村数は、明治22年の市町村制施行に伴う「明治の大合併」によって、それまでの2,721町村が約10分の1の271市町村になった。その後の小規模な合併を経て昭和28年の町村合併促進法による「昭和の大合併」で同31年に53、同36年には40に減った。同40年に「市町村の合併の特例に関する法律」が施行。水橋町の富山市への編入合併(41年5月)により、現在の35市町村となった。現在、「富山市水橋」という地名はなく、編入前の字名の前に「水橋」と付く形で残っている。
合併のたびに変遷してきた地名。住民の思いが込められている名前の取り扱いは、平成の合併でも大きな課題となっている。
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