田中氏(富山市出身)にノーベル化学賞 目次へ ホームへ

田中さん帰国 一大イベント終え「ほっとした」 2002.12.16
 ノーベル化学賞を受賞した島津製作所フェローの田中耕一さん(43)=富山市新川原町出身=と妻の裕子さん(37)が15日午後、授賞式のあったスウェーデンのストックホルムから帰国し、成田空港で記者会見した。田中さんは「一番大きなイベントを終え、ほっとした」と語り、「正月は家族だけでゆっくり過ごしたい」と、富山で待つ母、春江さん(78)らを思った。

 田中さん夫妻を乗せた便は、約3時間遅れで到着した。田中さんは時差調整のため、機内食も取らず眠ったというが、さすがに疲れた様子。到着ロビーで居合わせた旅行客らの出迎えを受け、裕子さんと2人で記者会見に臨んだ。

 ストックホルムでは「スケジュールをこなすのが大変で、楽しむ機会がなかった」と話し、最も印象に残ったイベントに最終日の「カエル跳び」を挙げた。ディナーの席で受賞者全員が跳ばなければならないとうわさされていたが、「しなくて良かったです。トイレに行って、ウサギ跳びの練習をしたんですが…」と明かした。
帰国した田中耕一さん(左)と妻裕子さん
ノーベル賞授賞式があったストックホルムから帰国した田中耕一さん(左)と妻裕子さん=15日午後、成田空港

耕一さんの笑顔に安心 家族ら帰郷 2002.12.16
 ストックホルムでのノーベル賞授賞式に出席するなどし、多忙な日々を過ごした田中耕一さん(43)=富山市新川原町出身=と妻、裕子さん(37)を現地で支えた田中さんの兄、雅之さん(51)家族が15日夕、富山に帰郷した。田中さんのストックホルム滞在について「笑顔を絶やさず、リラックスしていたので安心していた」と誇らしげに振り返った。

 15日午後5時すぎ、雅之さんと妻の世津子さん(46)、長女の利津子さん(11)は、たくさんの荷物とともに富山空港に到着。ストックホルムからの飛行機が約3時間遅れたこともあり、疲れた様子だったが、雅之さんは「(富山に)雪があってびっくりした」、世津子さんも「それでもストックホルムの方が寒かった」と笑顔を見せた。

富山へ戻った田中さんの兄、雅之さん(中央)ら家族
ノーベル賞授賞式に出席し富山へ戻った田中さんの兄、雅之さん(中央)ら家族=富山空港


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