岐阜県神岡町が開いている「第16回宇宙まるかじり講座」の一般講座が9日、同町中央公民館ホールで開かれ、ノーベル物理学賞受賞者で東京大名誉教授の小柴昌俊さんが「素粒子と宇宙」と題して講演した。全国から集まった約400人が、優しい口調で語られる壮大な宇宙の話に聞き入った。
同講座は、同町が町民をはじめ多くの人にニュートリノ観測施設を知ってもらおうと昭和63年に始めた。毎年宇宙科学や天文学の専門家を講師に招く一般講座と、ニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」見学会、星空観察会を開いいる。小柴さんが講師を務めるのは平成6年に続き2回目。
ニュートリノの観測方法については「飛行機雲の方向と勢いを見れば、ジェット機の方向と早さが分かるのと同じです」と解説。会場から「中学時代に印象に残っている授業は」と質問が出ると、「物理の授業にいい思い出はないなあ」と答え、笑いを誘っていた。
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