田中さんは市議会で開かれた表彰式に濃紺のスーツ姿で出席。緊張した面持ちで「京都は第2のふるさと。少しずつでも研究者としての成果を挙げ続けることで、皆さまのお役に立ちたい」とあいさつした。
名誉市民は公共の福祉や学術の進展などに寄与した人が対象で、これまでにノーベル賞受賞の故湯川秀樹氏ら43人に贈られている。戦後生まれは田中さんが初めて。
田中さんは富山県と富山市の名誉県民、名誉市民になっている。京都市は1月に市民栄誉賞も贈っている。
田中さんの研究姿勢にちなみ、優れた着想やユニークなアイデア、粘り強い努力を評価基準に、自然科学研究に取り組む児童・生徒を表彰する。募集期間は11月30日までで、応募は学校長が行い、推薦書と研究報告や作品などの選考資料を市科学文化センターに提出する。
受賞者は3人以内で、国立科学博物館(東京)招待の副賞が贈られる。表彰式は来年2月の予定。