富山市出身の田中耕一さんら4人のノーベル賞受賞者とゆかりが深い国道41号を、「ノーベル街道」としてPRする記念モニュメントが、県民会館正面南側に完成し、10日、除幕式が行われた。日本芸術院賞受賞者で、今年の北日本新聞文化賞を受賞した金工家の大角勲(62)さん=高岡市守護町=が、県の依頼を受けて制作した。
モニュメントは、ブロンズ製で、高さ約3.7メートル、幅約3.4メートル、奥行き約1メートル。作品名は「縄魂弥才(じょうこんやさい)」で、伸びやかで力強い線が特徴だ。ノーベル賞受賞者をはぐくんだ地域の豊かな自然と文化をイメージする一方、古代から今日まで受け継がれた人類の英知をたたえ、新たな未来を切り開く人間の可能性を力強い線で表現している。
式で、中沖知事は「モニュメント設置を契機に、魅力ある県づくりと未来を担う優秀な人材育成に一層努めたい」とあいさつ。北島秀一郎県議会議長、八嶋健三富山商工会議所会頭、中斉大沢野町長、船坂勝美神岡町長、田中さんの兄の雅之さんらが除幕した。大角さんが作品について解説した。
|