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富山大学長選あす投票 10/09, 2001
 小沢浩学長の辞意表明に伴う富山大学長選は十日、本選挙があり、学内の教授、助教授、講師、助手の投票により、十一月一日に就任する次期学長が決まる。富山医薬大、高岡短大との再編統合問題などを争点にした選挙戦も大詰めを迎え、一部の候補者は水面下で活発な選挙運動を繰り広げている。

 候補者は五十音順に、元富山大教養部教授で京都大名誉教授の河野昭一氏(65)=植物進化生物学、植物生態学=、富山大名誉教授の滝沢弘氏(66)=ドイツ文学=、同大教育学部長の塚野州一氏(62)=発達心理学=の三人。

 陣営によっては推薦者らが研究室を回ったり電話をかけたりし、支持拡大を図っている。これまでの情勢では、滝沢氏と塚野氏が激しくトップを争い、河野氏が二人を追う展開になっている。

 投票は十日午前十時から正午までで、有権者は学長選が公示された先月十一日現在で四百五十七人。即日開票の結果、有効投票の過半数を得た候補者が当選する。


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